【双子座の新月】～みずからの揺らぎを受けとめ、宇宙との調和の扉をひらくとき

【双子座の新月】2016.6.5 11:59

「これからの半年間は
大いなる導きのままに流れていくときです。

みずからの恐れと執着を知り
身軽に動き流れることができるもの
ほど軽やかに流れ
そして必然的な形へと導かれていきます」

この言葉をつづった
３月９日新月からのこの３カ月

あなたにはどんな変化があったでしょうか。

いまから３月９日を振り返ったとき
まだたった３カ月しか経っていないのかと
驚く人も多いのではないでしょうか。

それほど濃く、濃密な時間の中で
様々な変化を経ていまここに至っている
のではないかと思います。

あるとき訪れた
思いがけない出来事に端を発し

ほんの半年前には
想像もしていなかったところに
いま立っている。

そんな人が多いのではないでしょうか。

そして、これからもまた
思いもよらない流れに乗って進んでいく

その漠然とした予感がある。

そんないまこのとき
なのではないかと思います。

そしてそれこそが
これまでの道のりを順調に歩んでいる
何よりの証なのではないかと思うのです。

３月から９月までの半年間を通して
「手放し」という言葉が
キーワードになってきていますが

それは川の流れに乗るために
余計な荷物を脱ぎ捨てるような

大いなる導きのままに
流れていくために必要な準備段階であり

また同時に
９月以降に様々なものと
大きくかかわっていく中で

移り行く環境の中でも見失うことのない
あなたの真の意志

言葉を変えると、
あなたの中心に在るはずの信念を
見つけ、心に決めておく

そのためのプロセスでもあるのです。

そして、その不要なものを手放し
信念を確認するプロセスは
この双子座の新月から
なお一層本格化していくことになります。

この6月5日の双子座の新月からは
あなたの内面での揺らぎが
仕事での揺らぎとして現れやすいとき

でもあります。

慌ただしい日々の中で
言葉にならないあなたの隠された意志が
仕事での迷いとなって現れやすいときです。

だからこそ、その中で
自分という軸をいかに見失わずに
つかみ続けることができるか。

そのことが問われている
時期だといえるでしょう。

ですが、ここで言う「軸」とは
過去の経験や肩書、人からの評価など
わかりやすい表面的なものではありません。

あなたという存在そのものにとって
決して損なうことのできないもの

これを損なってしまっては
生きている意味を感じられないようなもの

そんな、
あなたの存在意義に深くかかわるような
とても大切なものであるはずです。

中には、すでにそれが何か気づき
行動を始めようとしている人も
いることでしょう。

もしあなたが
すでに真の自分を生きようと
しているのならば

あなたはいま
その想いを、近い人たちから徐々に打ち明け
動き始めているのではないでしょうか。

あなたが胸に秘めた
その試みが目指すもの

それは、表面的に
「上手くやる」ということではなく

あなたが生まれてきた意味、
人生を生きるという歓びを
体験し、分かち合おうとする

その魂の純粋な意志と好奇心のように
思えてならないのです。

いまは、その純粋な意志と好奇心が
あなたの道を探る道しるべと
なっていくのではないでしょうか。

９月までのこの時期は
様々なものが揺らぐときです。

いまが変わらず続いてほしい
と願うときには
揺らぎは恐れを生みますが

大きな宇宙の中では
揺らぎは愛に満ちたギフトそのものです。

その揺らぐ環境や自分自身を
ただ暖かく受けとめることができたとき

それは、あなたを取りまく
すべての存在をも受けとめ
いま在る世界そのものの姿を尊重し
そしてそれらと真の意味で調和する

そんな気高さと愛にあふれた世界へつながる
希望にあふれた扉が開くとき

のように思えてならないのです。