2025年 冬至
本日、12月 22日 0時 3分に
世界は冬至を迎えました。
昼が夜にその支配を受け渡し
太陽が最もその力を弱めるこの瞬間。
それは、3月 20日の
春分で芽吹いた1年の可能性が
終わりへ向かい収束していく
その最後の3ヶ月間の始まりを現しています。

四季(春分・夏至・秋分・冬至)
が示す星の流れは
個人という枠を超えて
国全体の流れを示す大切な指標です。
・慈悲深くも強い指導者の出現
・思想対立の激化、社会再編の始まり
・新たな世代主導での社会改革スタート
3月の春分の際に、このようにお伝えした
この大きな1年の流れの中で
冬至は、その1年を締めくくる
最後の3ヶ月間が、どのような流れを形作るかを
私達に示してくれているのです。
12月 22日から、2026年の 3月 20日まで
「生活を守り、足場を整える」
その不安を安定に変える3ヶ月間が
ここから始まろうとしています。
日本国の動向(12月 22日 ~ 3月 20日)
この記事の目次
1,政治(政局)
① 「何を守るか」「誰が責任を取るか」
この時期の政治は、「大きな夢」より「生活の守り」が中心としたものになるでしょう。
そのため、政局の焦点は「方針の正当性」「責任の所在」「やると言ったことをやれるのか」に集まりやすい時期です。
これらを満たす指導者は国民の信頼を得て、非常に大きな支持を集めることになるでしょう。
② 強い言葉と分断
指導者は強いメッセージを出しやすい一方で、「勝ち負け」「正しさの押し付け」の風潮が強まる時期でもあります。
言葉が強く荒くなるほど、支持も反発も強く揺れ動くでしょう。
メッセージの強さに応じて味方も敵も同時に増えやすい時期だと言えます。
③ 目に見える整備への評価
「目に見える成果」で評価が決まりやすい時期です。
たとえば、インフラの更新、防災、治安、医療や福祉の現場支援など、生活と直結する分野での速い対応が求められます。
理想論や先送りは支持を下げ、現実的な対応と成果こそが大きく支持を上げる時です。

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2,経済(金融・物価)
① 「暮らしの痛み」への対策
経済のムードは、景気拡大よりも物価・生活費・家計防衛を意識したものになるでしょう。
「体感として楽になったか」が評価軸になりやすい時期です。
② 「差」が話題に
伸びる業界・地域・層と、沈む側の差が話題化しやすいでしょう。
その差が不公平感につながると、政治問題にも直結するほど重要なテーマとして扱われる時期です。
③ 「現場の改善」と「支援の設計」
- 大掛かりな理想論より、物流や供給の詰まりをほどく
- 仕組みのムダを削る
等の、現実的で具体的な対策に焦点が集まりやすい時期です。
④ 理想と期待への反動
理想より現実に焦点が当たる時期です。
「これで解決する」という楽観的な雰囲気は、後に実態が追いつかず反動が出やすいでしょう。
金融や市場も、材料に踊らされて上下しやすい局面になりがちです。

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3,外交安全保障
① 高まる緊張感
対外関係での「強い姿勢」「抑止」「覚悟」を求める機運が高まる時期です。
政府も世論も、明確な態度を求める傾向が強くなるでしょう。
外交的な摩擦も増えますが、その摩擦を通じて落とし所を見つける手腕が必要です。
② 「線引き」と「同盟・枠組みの確認」
曖昧な態度は批判されやすい時期です。
- 何を守るのか
- どこまで関与するのか
- どこから先は譲らないのか
といった線引きが重要となるでしょう。
③ 錯綜する情報と対立
外交・安全保障の話題は「印象」で燃えやすく、誤情報や煽りに強い影響を受けやすい時期です。
強硬論と慎重論がぶつかり、世論が割れる可能性が高いでしょう。

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4,災害・インフラ
① 国の保全
この冬至以降は、社会の関心が「国土」「インフラ」「安全管理」が重要なテーマとして関心を集めやすい時期です。
老朽化、事故予防、運用の危うさ、現場の疲弊などの問題が表に出やすいでしょう。
問題の予防とメンテナンスへの対策が求められる時です。
② 「問題対応速度」と「指揮系統」の評価
何らかの問題発生時への、対応の速度が問題となるでしょう。
迅速に対応した指導者や組織は評価を高めます。
逆に、初動が遅い、責任が曖昧、説明がブレる指導者や組織は強い批難を集めることになります。
③ 保全体制の改革
痛みを伴っても、保全体制へ見直しのメスが入るでしょう。
保安、点検、更新体制の見直が議題に上がり、ルール整備が動き始めます。
暮らしの安心に直結する分野のため、ここへの対応で政治家の得点にも失点にもなるでしょう。

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5, 世論・メディア
① 「守り」と「誇り」の感情
この時期の国民は、楽しさより安心を求める空気感が強いでしょう。
そのため国の形や共同体意識・秩序への関心が強まりやすい時です。
前述の保安や国土の保全、インフラの整備や問題への対応意識の高まりも、この安心を求める空気感が土台としてあるためです。
② 混在する期待と失望
安心を求めるということは、その反面で不安が大きくなる時期でもあります。
頼りになりそうで、わかりやすいリーダーを求める機運が高まります。
- 断定口調
- わかりやすい敵味方
- ストーリー仕立て
の言動や物語に大衆の感情が動き、拡散されることが多いでしょう。
その膨らんだ期待と共感の波よって、過剰な期待から失望の波も起こりやすく、炎上も増える時だと言えます。
③ 公平さの追求
支援策や制度変更が打ち出されますが
「得した人・損した人」「届いた人・届かなかった人」
がその都度可視化され、大衆の不満が燃えやすくなっていきます。
メディアや SNS は「公平感」を軸にして揺れるでしょう。

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冬には草木が身を潜め
野生動物が巣穴で眠り、春を待つように
この冬至もまた
春に備えた冬ごもりと言えるような過ごし方を
私達に促しているように思うのです。
不安に胸を焦がすこともあるでしょう。
ですが、焦ることはありません。
いかに激しい雨でも
いずれ必ず雲が晴れるように
いかに厳しい冬でも
いずれ必ず暖かな春が訪れるように
冬の寒さは、来る春を謳歌する
そのための期間的な必然に過ぎないのだから。
守ることで、養われるもの。
その改善と育まれるものにこそ
あなたの心を注いでいきましょう。
養い、育んだものが大きいほどに
希望の種もまた、大きくなっていくんだ。
そして、新たな春がやってくる。
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