だから僕は落ちていく。揺らぎとともに、再び昇っていくために

「毅さんて、
 (精神的に)落ちるときはとことん落ちるよね」

先日、話の流れで
相方さんからこんなことを言われました。

 

「なんかね、ハシゴも何もない井戸に
 ただひたすらに落ちていく感じ」

「そうなると、周りの声なんか
 何も届かなくなっちゃうの」

 

さすがによく見てるな
と思いました。

 

落ちるというバイオリズム

僕はいまも時々
精神的に深く落ち込む時期があります。

年に一度ぐらいかな。

けれど、そうして落ちることを
僕はあまり悪いことだとは思っていません

 

なぜなら、

闇に沈んだときにこそ
見つかるものがあるから。

 

そして、いかに闇に沈んでも
やがてまた自分の力で戻ってこれる

ということを知っているから。

 

 

落ちるという闇も、またギフトそのもの

折れた骨は
やがてより強く再生する。

恵まれない時期にこそ
本当に大切な人間関係がわかる。

そして夜には闇が深くなり
朝には朝日が差し込む。

 

・常にポジティブでいよう

・いつもすべてに感謝していよう

・高い波動を保ち、低い波動には触れないようにしよう

 

近年、そんなポジティブ論を
とても多く耳にするけれど

 

沈まない太陽がないように

感情的に揺らぐことのない人間がいないように

揺らぎ落ちることは
生きる中でとても自然なバイオリズムであって

 

それを悪いことにして
完全に無くしてしまおうとすることは

自分という、
本来の純粋な存在を

自然の摂理から切り離したものに
強引にゆがめようとする行為なのだと思う。

 

自然のバイオリズムを否定しない

だから僕は、
自分が精神的に落ちることを

止めたくはないし、
否定もしたくはないと思う。

 

中途半端に落ちるぐらいなら
落ちるときは、とことん落ちたらいい。

落ちるときは落ちる。
それこそが自然なことなのだと思うから。

 

日によって体調が違うように
時期によって季節が移ろうように

それこそが自然のバイオリズム
なのだと思うから。

 

渦中にいるときは
そりゃもちろんしんどくはあるけれど

僕は落ちることそのものを
悪いことだとは思わない。

 

光の中でこそ
感じられる想いや感動があるように

闇の底でこそ
見えてくるものや手にすることができるものがある

 

振れ幅の大きい人生は
それだけ得るものが大きい人生でもあって

揺らぎを作らないように
するのではなく

揺らぎとその体験すべて
僕は自分のものとして受け止めていきたい

 

揺らぎや回転こそが、自然な上昇を生む

「直線的な成長」という
不自然でいびつな幻想を求めるのではなく

揺らぎや回転という
自然の運動を力に上昇していくことこそが

本来の姿なのだと思うから。

 

だから僕は、
これからもまた闇に沈んでいく。

暗闇の底に沈んだ
大切な何かを見つけるために。

そしてそこから再び
光に満ちた世界へと浮かび上がるために。

 

 

その光と闇、双方の体験こそが
生きている充実感そのものなんだ。

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