【蟹座新月】 2024.7.6 7:57
交差点の度に青信号が続くと
誰もが幸運を感じるものですが
赤信号で足を止めることにも
幸運を感じることができる人は
人生や世界を俯瞰的に見ることができる
高い視座を持つ人、だとも言えるでしょう。
6月の双子座の新月からの
この1ヶ月間は
思いもよらない赤信号で
足を止められるような
そんな体験をした人が
多かったのではないでしょうか。
やりたいことがあり
楽しみたい、そんな思いに反して
思いがけない責任を課され
その重圧に息苦しさを感じる人もいれば
突然の体調不良で
行動の自由を制限された人もいるでしょう。
思い通りに物事が進まず
やきもきした人もいるはずです。
いずれにせよ、この1ヶ月間に起きた
「不調・不具合」とも言える出来事は
たまたま生じた
ただの不運ではありません。
これまでのあなたの取り組みが、
歩んできた道が、
あなたにとって
本当に適切なものであったのか
ということを
この1ヶ月間の赤信号を通じて
あなたに問いかけているのです。
「困難を通じて目醒める」
6月6日の双子座の新月の時に
お伝えしたこのメッセージの通り
この時期に忍耐強く取り組み
「自分ドラマ」「自分物語」に気づき
それまでの自分とは違う
「本当の自分を生きる」と決めた者にこそ
大いなる流れが、新たな必然の未来へと
あなたを強く押し流していくのです。
明日、7月6日の
蟹座の新月からの流れは
わたしたちが、本来の自分、
魂の自分を生きることをうながすために
さらにまたもうひとつ
力強い後押しを用意しているように感じられるのです。
7月6日からの半年間は、
「古きを打破し、世界を変える」
という挑戦的な流れが
あなたと世界を巻き込んでいくことでしょう。
明日から始まる
この時期の流れの大きなポイントは
以下の3点です。
1,改革者の出現と台頭
この時期には、大きな困難に挑む挑戦者が大きな注目と支持を集めるでしょう。社会的な問題の解決を目指す指導者が、多くの人の目を引き、想いを託される存在となっていきます。その人こそが、不満の解決を願う大衆の、その象徴とみなされるのです。
あなたが支持する側であるなら、その想いを共有できる仲間を求めてください。その想いと仲間こそが、この時期にあなたを導く灯火となるはずです。
あなたが支援を求める側であるなら、この時期に困難への挑戦を表明すべきでしょう。その困難が大きなものであるほどに、多くの人々が憤りを諦めを感じてきたものであるほどに、あなたが集める支持の熱は高まるはずです。
あるいは、あなたが支持する側でも、支援を求める側でもないのなら、この時期、この時代の動きをよく観察しておいてください。来年以降に始まる大改革の時代、それはここから、このように始まっていくのですから。
2,想定外の会合
特にこれからの1ヶ月間、あなたは思いも寄らない場所へのお誘いを受けることがあるでしょう。あるいは、あなたが誘う側になるかもしれません。それは、ほんの少し前には想像もつかなかった場所や人々との会合であるはずです。
ですが、その親密でありながらも気楽で対等な関係の、新たな場での出会いこそが、あなたを必要な未来へと導いてくれることになるはずです。この時期には、人からの誘いはあまり断るべきではありません。なぜ自分が、なぜこのタイミングで誘われたのか。そう疑問に思う誘いこそが、この時期にはむしろ必要な導きに他ならないのです。
日常の活動範囲とは異なる場での出会いと交流。そこに大きな可能性が潜んでいる時です。
3,古い道から、今歩きたい道へ
これからの半年間に現れる、これらの流れが目指しているのは、本来の新たな道へとシフトするということに他なりません。あなた個人も、世界全体も、どちらも等しくです。
前述してきたこの時期の2つのポイントは、それまでの慣れ親しんだ道や環境、生き方から卒業することを示唆しているとも言えます。
使い古し、サイズが合わなくなった服は脱ぎ捨てる必要があるのです。その上で、今のあなたに合った服を着る。つまり、最も適した本来の、新たな道を選び直すということが求められています。
それは、ただ古い道に反抗して、違う別の道に移る、ということではありません。違和感ある古い道を脱し、今のあなたに最もフィットする道にシフトする。合わないものは手放し、合うものを選ぶ。自分の感覚のままに選び直す、そのような時期だと言えます。
過去から続いてきた道から外れることを恐れないでください。親が求める姿にとらわれないでください。そして、人と異なることを歓迎してみてください。あなたが進むべき道は、あなた自身の手によって創り出していくものなのです。
大改革が始まる2025年に向けて
世界はここから動きはじめる。
この蟹座の新月は、そんな意味深い流れを
示しているように感じられるのです。
これからがどんな流れであろうとも
お伝えしてきたこれまでの流れに
ひとつひとつ丁寧に取り組み
歩んできたみなさんには
すべて意味ある
必然の未来となっていくことでしょう。
赤信号で
足を止められることがあっても
それはただの不運ではありません。
足を止めたその時に
感じられるものにこそ
大いなる流れの意図が隠されています。
そして、その気付きを手に
青く切り替わったシグナルを目に
わたしたちは再び歩きだすのです。
流れの中を歩んでいきましょう。
古い目標、古い生き方は、もう終わり。
過去のあなたではなく
今のあなたが望む道が、必ずある。
その道を、歩もう。
魂はその歩みを待っている。
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