【射手座の満月】～いま在る原点へ立ち戻り、その意志を体現していくとき

【射手座の満月】2016.5.22 6:14

身を休め、心を癒した時期を経て
世界へと打って出る。

それは一見するととても勢いのある
希望に満ちた時期のように感じられますが

世界に身をさらすということは
様々な影響の中にその身を置く

ということでもあります。

進路を決めて進み始めたその姿は
はた目にもわかりやすく
目立ちやすいときでもありますが

その忙しさと、いくつかの影響が揺れとなり
外へと出ることや、外と関わることそのものに
疲れ、辟易した人もまた
多かったのではないかと思います。

華やかで明確に見える外面とは裏腹に
揺れるみずからの内面を
安定させようとして
その安らぎを内に求める。

その行為は、結果として
あなた自身のいまの取り組みや
在り方そのものの、根本的な動機を

最初から振り返り
見直すことになったのではないでしょうか。

揺れる中で、いまのあなたの軸を

揺れる先にではなく
地とつながるその根元に見出そう

とする過程を通じて

あなたは、あなたのためだけにとどまらない
より大きな意志がその内にあることを
再び思い出したのではないかと思うのです。

そこで見出したものを
足場に据えなおして

そして再度、
いまあなたがすべきことへと取り組み始める。

そんな時期へとつながっていきます。

これからは、
あなたが、あなたのなすべきことのために
覚悟を決めて歩みだすとき

がはじまります。

あなたがいま
やらなければいけないと感じていること
はなんでしょうか。

その身を投げ打ってでも取り組みたい
と感じていることは、なんでしょうか。

そのことに、
情熱的に取り組んでいくときです。

最初は先が見えないのかもしれません。

それまでより異質な環境の中で
みずからがどれだけ通用するのか
先行きが不透明なのかもしれません。

しかし、それでも
あなたがやりたいことは
なんでしょうか。

あなたにとっての純粋な想い
それがあなたの世界を押し広げるときです。

無意識からの声に
注意深く意識を傾けてください。

あなたのその内なる声は
あなたの進むべき道を優しい親のように
指し示してくれているはずです。

そして、その声にもとづき
動きはじめたとき

それは、あなたという存在にとって
欠かすことのできない、確たるものを
あなたのその姿を通して人に教え
伝えていこうとする行為

でもあるはずです。

あなたがいま、なすべきことはなんですか？

そして、
あなたがいま、人に教え
伝えたいことはなんですか？

いま、このときのキーワードは
「原点回帰」です。

それは、あなた自身の原点
なのかもしれません。

しかしそれは同時に
あなたという器を通して

人としての原点へもつながっていき
ある意味では立ち戻っていくような
そんな奥深いつながりを感じさせるもの
のように思えて仕方がないのです。