蠍座日蝕 〜 正と負を超えた世界の流れへと次元上昇する時

【蠍座の日蝕】2022.10.25 19:48

今日１０月２５日に
世界は蠍座の新月を迎えました。

今回の新月は部分日蝕であり
日蝕は、通常の新月より強い意味と影響力を持つ
今後半年間の流れを形作ります。

いわば、わたしたちの覚醒のための
大きなテーマを示しているのが

この日蝕だと言えます。

この半年間のテーマは、

「正と負を超えた世界の流れへと次元上昇する時」

だと言えるでしょう。

振り返ってみると、

４月からのこの半年間
予定していた通り、世界には活気を取り戻し

本来の日常へと返りつつある
ということを、あなたは感じているはずです。

かつて、２０１９年まであったものと
同じようで、けれど確かに違う世界

そんな世界の変化を感じつつも
「嵐の前の静けさ」の中にいる

２０２２年１０月のいま

あなたはそんな感覚の中に
いるのではないでしょうか。

２０２２年の１０月を迎え
これからの半年間で

わたしたちは
いまそれぞれが取り組んでいる活動に
あるいは、取り組もうとしている活動に

よりアクセルを
踏んでいこうとするでしょう。

本当に価値があると思うものを
守り、広めるために

あなたにとっての仲間とともに
「ある重要なプロジェクト」を立ち上げる

そういう機運へと運ばれていく人が
少なくないはずです。

様々な人と交流しながら
いまあなたが心惹かれ、関心を強くする

新たな可能性へと
軽やかに足を踏み出し、表現しようとするのです。

ですが、それは
この半年間の流れの「スタート」であり

きっかけにすぎません。

仲間とともに歩み始めたその先、

そこでは、あなたの歩みを引き止める
思いも寄らない出来事が起きるでしょう。

そして、そこであなたは

あなたが進む道を
今一度見つめ直さざるを得なくなるはずです。

ですがそれは
決してただの「不運」でネガティブな出来事
なのではありません。

そう、覚えておいてほしいのです。

いま、そしてこれから
動き始めようとするあなたが

その最初に思い描いている道のりは
あるいはゴールは

あなたが歩むべき本当の道のりや
目指すべき本当のゴールではないかもしれない

ということを。

これからの半年間で、あなたが
そして世界全体が直面するであろう

「邪魔」や「停滞」、あるいは「挫折」
のように感じられる出来事は

その一見ネガティブにしか思えないような
「不運」な出来事こそが

あなたが、世界が
その目線の先を、その歩む方角を

本来進むべき道へ軌道修正してくれる
大切なギフトに他ならない

ということを。

辛い恋をすることで
本当の愛の形に気づくことができるように

健康を害することで
当たり前の日々への感謝が湧き上がるように

突然やってくる
ネガティブにしか思えないような出来事が

過去の在り方・やり方に
固執しがちなわたしたちにとって

大きく深い気づきをもたらす
ということを、あなたは知っているはずです。

そうした数々の出来事を通じて

わたしたちは
世界の大きなつながりに気づいていくのです。

最大の不運こそが
最大の幸運でもあった、という

世界の深遠で本質的な仕組みを
あなたは理解してくことになるでしょう。

そして、その深遠な仕組みを理解することは

あなたにもうひとつの
大きな変化をもたらしていきます。

それは、
「世界の大いなるつながりを知る」

ということです。

例えば、

夫婦関係が円満になると
仕事が上手くいくことがあるように

家の掃除に励むと
経済的に恵まれやすくなるように

一見して無関係のように思えるもの
に取り組むことこそが、最良の結果をもたらす

ということもまた
あなたは知っているはずです。

求めるもの、目指すものが
あるときには

最短距離を目指すのではなく
「あえて遠回りの道を歩む」

ということの意味と
それがもたらすものを

これからの半年間で
わたしたちはそれぞれの立場で体験し

そして深く学んでいくのです。

そうして、ネガティブな出来事を
そのままネガティブに捉える者と

ネガティブに思えるものも
必要な出来事として受け入れられる者と

目的というエゴ（自我）に執着するものと
流れというセルフ（自己・魂）に準じてしていくものと

その違いが、現実の形として具現化し
歪を大きくしていく時が

半年後の２０２３年の４月から
はじまっていくことになります。

あなたの想いのままに
仲間とともにプロジェクトをはじめましょう。

そして同時に、そのはじまりに思い描く
道のりにも、あるいはゴールにも

執着を手放していきましょう。

起きるべきことが起きる。

そして、そこでこそ気づき
進化成長できることがある。

その大いなる流れを信頼して
出来事に対して身をゆだね

あなたの内なる可能性を信じて
起きたことを全肯定し、ただ受け入れる

出来事や相手を責めるのでも
もちろん自分を責めるのでもなく

ただ受け入れ、気付き
気づきのままにまた一歩を踏み出す。

そうした半年後に見える風景は
いま見えているものとはまったく異なった

けれどとても可能性に満ちた
輝かしいものになっているはずです。

ポジティブやネガティブのような
「正と負」の価値観を超える時です。

大いなる流れは
そしてわたしたちが抱いた可能性は

そのような常識的な価値観に
縛られたものではないのです。

自分を解き放とう。
世界を解放しよう。

正も負もない世界へと
あなたの次元を上昇させる

そのための最適な時間が
これからはじまる。

正も負も、すべての力を内包した
無限の力が、可能性が

あなたの胸には宿っている

そのことに気づいていくのが
これからはじまるんだ。