【山羊座新月】 2024.1.11 20:57
２０２４年の元旦から
日本中が大きな驚きと悲しみに包まれました。
１年を象徴する元旦という日の
この出来事から、来る１年に思いを馳せ
未来への漠然とした不安を強めた人も
多かったのではないでしょうか。
実は、現在の暦の元旦は
星の流れからは、特別な意味も持たない
何の変哲もない１日に過ぎません。
ですが、わたしたち現代人にとっては
元旦こそが１年の始まりだと認識しています。
星の流れと切り離された
人間の意識が作る、１年の始まりの日。
その日に起きた、
大きな犠牲と悲しみを生み出した出来事は
今のわたしたちが抱えた
大きな悲しみと、先が見えない不安を
現実的な出来事として具現化させた
象徴的な出来事だと言えます。
ですが、わたしたち人間の
現実的な悲喜こもごもを見つめながら
星は静かに、はるか頭上から
その輝きをそっと注ぎ続けています。
星が指し示すその流れは
ゆっくりと、けれど確かに
わたしたちとこの世界を
次の時代へと押し流していくのです。
昨年の７月から、このメルマガで
お伝えしてきたように
7/18 蟹座新月
「真の願いを具現化する存在へ、自分を再定義する」
8/16 獅子座新月
「夢の解像度を上げる」
9/15 乙女座新月
「理想のために、現実を調整する」
10/15 天秤座日蝕
「想いを世界に伝える」
11/13 蠍座新月
「貢献すべき核心を見極める」
12/13 射手座新月
「理想実現のイメージを広げる」
これらの段階的な流れを経て
昨日の１月１１日に
世界は山羊座の新月という
次の流れへと歩を進めました。
この山羊座の新月からは
「試練を超え、理想の現実化を始める」
という流れが世界と、わたしたちに用意されています。
地味のようでいて、実は
非常に重要な２０２３年の準備の時間を経て
いよいよ理想を
この世界に具現化・現実化しはじめる流れへと
わたしたちと世界は
その身を進めていくことになるのです。
理想実現のアイデアから
おそらく今、
あなた自身のこれからの方向性や
あるいは、人々や世界の未来のために
その問題の解決に貢献できる
何らかのアイデアを胸に秘めている
という人が
多いのではないでしょうか。
そして、そのアイデアの実現への
強い熱意を感じている人も多いでしょう。
あなたが今、感じている
そのアイデアの実現に対する強い熱意は
そのアイデアや、その取り組み
そのものの大小に関わらず
世界の大いなる計画の一部を引き受けようとする
魂の指し示す衝動に他なりません。
だからこそ、
その具現化に一歩を踏み出す。
この１ヶ月間は、
その具現化のための「一歩」を
強く意識してみてください。
小さく、重要な一歩
その一歩は
大きいものでなくとも構いません。
近しい人に、身近な世界に
まずは小さく試すことから始めてみてください。
理想と現実との接点を
体験を通して確認するのが重要なのです。
これからの時期、大切なのは
「現実的な体験」だと言えます。
どんなに怖くても
どんなに先が見なくても
実際に動いてみてください。
大きなリスクを取る必要もありません。
ですが考え、想像を膨らませるだけではなく
実際に行動し、試し、検証する
という体験こそが
あなたを本来の力強い流れに乗せて
居るべき世界へと運んでいく時期
だということは、覚えておいてください。
理想の世界を現実化するために
あなたの胸にあるアイデアを形にすること。
身近な人、身近な世界から
その具現化の一歩を踏み出すこと。
そして、その具現化という行為を通じて
あなたの意志と理想の未来を
世界に対して表現すること。
それが、これからの半年という時間で
重要な取り組みなのです。
中でも最初の１ヶ月間は
特に意識し、実践してみてください。
何者になるかを選ぼう
これからの半年間、
様々な著名人の道徳的・倫理的問題が
より一層ニュースを賑わせることになるでしょう。
その真偽の確認が不確かなままに
旧時代的なものが大きな批難を浴び
世界は急激に新時代的なものへ
その姿を変えていくことになります。
ですが、批難や批判による破壊そのものが
目的ではないはずです。
旧時代を卒業するというプロセスを経て
新時代を創造し、歩を進める
その目的にこそ
わたしたちの創造力を注いでいくべき時です。
批判者か、実践者か
破壊者か、創造者か
今のわたしたちには
そのどちらも選べる自由が与えられています。
地球や自然、世界のためになるような
本当に良いもの、理想的なものを
身近な人に伝えたい想いが高まる
そんな気運が高まる時期です。
すでにその実感を得ている人も
少なくないでしょう。
ですが、
「聞いた、知った」だけでは
今あなたを取り巻く流れは
その勢いを散逸させてしまいます。
行動し、実践し、体験する。
あなたのその理想への想いを
現実という形ある世界に宿していく。
それこそが重要な時期なのです。
流れに乗るために
自転車のペダルを漕ぐ時
その最初のひと漕ぎが最も重いように
そして、ふた漕ぎ目からは
どんどん軽くなり、スピードに乗っていくように
重いけれども、重要な一歩を
この時期に踏み出すことが
その後の加速の度合いに
大きな影響を及ぼしていきます。
動いた者だけが
この流れに乗るチャンスを掴みうるのです。
あなたはどちらを選びますか？
動く時です。
けれど、闇雲に動くのではありません。
理想を元にして
その現実化のために動く時なのです。
具体的な形が見えていなくとも
理想を形にするために動き
動きながらその形が
浮き彫りになっていく時なのです。
これからの流れは早いですよ。
慌ただしく過ごしていても
のんびり過ごしていても
時間は等しく過ぎていきます。
やるべきことを、できるうちに。
時間が与えられているうちに。
世界はすでに動き始めているのだから。
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